盛岡にも民藝の聖地があるとは!?その名も「光原社」。民藝品などのセレクトショップを出しています。東北をはじめてとし、海外の手づくり品も置いてありました。私自身民藝に興味があると言いながら、今まで知らないでいたのが恥ずかしいくらいの有名な所のようです。(*_*)
ここは宮沢賢治の「注文の多い料理店」を初めて出版した会社でもあることでも有名。敷地内には記念碑や関連展示もあったりします。当時はその本は全く売れなかったというのが、今では信じられない話ですね。この最初の出版は、光原社の創始者である及川四郎氏が、宮沢賢治の同窓生であったことがきっかけとなっているようです。光原社という名前も賢治氏が考案したそうです。
及川氏はその後、柳宗悦の民藝運動に共鳴し、世界のすばらしい手仕事の品を集めた光原社のお店を作られたそうです。盛岡市内には、南部鉄器のお店、絞り染めのお店、南部煎餅のお店などなど、昔ながらの素敵なお店がたくさん点在していて、これこそ光原社が発信してきた、「良い物をいつまでも大切にする気持ち」の現れなのかなと感じます。
柳宗悦の民藝運動は全国の様々な場所で今も息づいているんですね。。。ふむふむ。
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